インタビューInterview

経験豊富な指導医と 最新設備が支える学びの環境。

飯田市立病院 眼科
吉岡 和樹
吉岡 和樹

眼科医としての経験年数と専門分野について教えてください。

眼科医4年目で、網膜硝子体を専門にしていますが、勤務地である長野県の特性上、あらゆる分野に精通したいと考えています。

現在はどのような働き方をしていますか?

飯田市立病院で週3回、浅間南麓こもろ医療センターで週2回の常勤勤務に加え、2ヶ月に1度阿南病院での診療など長野県を主に担当させていただいています。

年間手術件数について教えてください。

白内障手術は約130件、強膜内固定やPDRは約20-30件、MIGSは約30件です。
現在は過熟白内障のような難易度の高い症例にも取り組んでいます。

吉岡 和樹吉岡 和樹

中京グループを選んだ理由を教えてください。

私は佐賀県出身ですが、浅間南麓こもろ医療センターの奨学金制度を利用していました。中京グループは、浅間南麓こもろ医療センターをはじめとする長野県内の複数の医療機関で眼科医療を提供しており、グループのネットワークが充実しています。このため、中京グループで勤務することで眼科医としてのキャリア形成を図りつつ、奨学金制度の要件である浅間南麓こもろ医療センターでの勤務も可能となり、両方を満たすことができました。

長野県で主に診療をされていますが、地域医療の魅力などありますか?

主に南信エリアで診療を行っていますが、飯田市立病院はこの地域の眼科医療の中核として大きな信頼を得ており、「南信といえば飯田市立病院」と言われるほど地域の評判とブランドが定着しています。このため、難しい症例が多く集まり、医師としてキャリアを形成しスキルを高めるには非常に恵まれた環境だと感じています。
都市部では若手医師として見られることが多い一方で、飯田市立病院では医師として年齢に関わらずしっかりと信頼を得られており、手術の執刀を任される機会が多く、責任感や充実感を強く実感できるのも大きな魅力です。患者様との信頼関係が深まることで、地域全体の医療貢献に携わっているやりがいを感じられるのも、地域医療の魅力だと思います。

中京グループでの教育体制で良かった点を教えてください。

入職当初は、網膜硝子体手術の実践はもちろんのこと、具体的に手術を行う自分の姿は想像もつきませんでした。しかし、上級医である森先生や市川先生のご指導のもと、白内障手術をはじめ、ERM手術や網膜剥離手術などを通じて大きく成長することができました。顕微鏡の使い方さえも不慣れだった私に、基礎から手取り足取り教えていただき、まさにここで「育ててもらった」と感じています。
指導医の先生方は非常に経験豊富で、必要な時はしっかりとフォローをしてくださいますが、それ以外はあえて口を出さず見守ってくれます。こうした指導のおかげで、自分の力で考え、工夫しながら手技を向上させることができました。
教育の一環として、市川一夫先生の診察サポートに携わる機会があり、患者対応の基本から、緊急度の高い患者のフィルタリングまで幅広く学ばせていただきました。
手術や診察において丁寧な指導が受けられる環境は、指導医からの手厚い教育を惜しみなく受けられ、非常に恵まれていると感じています。
さらに、3DのHUSシステムの導入によって、顕微鏡では得られない視認性の良さが体感できます。教育ツールとしての利点も大きく、術後すぐに鮮明な映像で指導医と振り返りができます。このように最新機器が身近にある環境は中京グループの教育体制の魅力だと思います。

吉岡 和樹吉岡 和樹

中京メディカルのサポート体制について教えてください。

事務的な書類手続きや税金関係、確定申告などのサポートは特に助かっています。中京グループは代務もあるため、通常の病院とは異なり、さまざまな施設での業務に対応するにはこうしたサポートが不可欠です。また、メールでのこまめなサポートや、必要に応じた相談体制が整っているため、安心して勤務できる環境です。

中京グループで働くことのメリットを教えてください。

眼科医としてのキャリア形成において、中京グループで働くことができたのはとても良い経験でした。手術技術が向上し、外来もスムーズに対応できるようになり、自分の成長を実感しています。手術の進行が速くなり、患者さんの満足度も向上しており、今後もグループの支えに感謝しながら自分の技術を高めていきたいと思っています。

今後の目標を教えてください。

将来的には名古屋を拠点に、手術や診療で各地を飛び回り、地域医療に貢献していきたいと考えています。ICLやオルソケラトロジーなど新しい治療にも興味が湧いており、積極的に学びながら技術を広げていきたいです。眼科医療の地域格差を少しでも解消できるよう、力を尽くしていきます!

あなたの挑戦を、
全力で支える環境がある。

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