インタビューInterview

学会発表の機会も豊富で
成長を実感できる医療現場。

中京眼科 医長・角膜診療主任
後藤田 哲史
後藤田 哲史

眼科医としての経験年数と専門分野について教えてください。

2014年卒業後、2016年から眼科医としてのキャリアをスタートし2024年まで約8年間の臨床経験を積んできました。 専門分野は、角膜・ドライアイ、屈折矯正手術、(ICLなど)です。

現在の勤務形態を教えてください。

週3日を中京眼科で勤務し、それ以外の時間には先進会眼科でICL手術を担当しています。 また、これまで勤務していた関東や北海道の病院、クリニックでも外勤を行うなど、非常にフレキシブルな働き方をしています。

先生が最近注力されていることなどはありますか?

最近のトピックスとしては、ICL研究会や各種学会において、学術発表などを積極的におこなっています。MGD治療の1つであるIPL(Intense Pulsed Light)に関しては、企業と共同してセミナーでの講演もさせていただいています。

手術やIPL治療は年間何例ほど行っていますか?

ICLが500件、翼状片手術は15件。ドライアイ治療では、涙点プラグ挿入が40件、IPLは170件ほど行っています。

ICL手術のやりがいや魅力などはありますか?

ICL手術の魅力の一つは、手術直後に患者さんが視力の向上を実感でき、「見える!」と感動を口にされる瞬間に立ち会えることです。特に、若い世代の患者さんが多く、このフィードバックが直接伝わることで、術者としてもやりがいを感じる手術の一つです。また、眼鏡やコンタクトレンズが不要になり、生活の質が大きく向上するという実感を、患者さんと共有できる点も大きな魅力です。

保険診療と異なるという点で印象的なことはありますか?

ICLを希望される方は公私ともに向上心が高く、前向きな方が多い印象です。
診療の合間に世間話をしていると、こちらが感心することも多くて、人として魅力的で面白い方が多いですね。
そうしたやりとりも、この仕事の楽しさの1つだと感じています。

自費診療ならではの難しさや緊張感はいかがでしょうか?

そうですね。ICLは正常な目を対象に行う手術なので、失敗は絶対に許されません。
そのため、常に慎重に細心の注意を払っています。ただ、それでも患者さんの喜ぶ顔を見ると、やりがいが大きく、『やめられないな』と思いますね。

今後の目標を教えてください。

今後も角膜屈折矯正手術を専門に、ICLやIPLを活用した臨床と研究の両方で第一線を目指していきたいです。 また、将来は開業や事業承継をする可能性もありますので、せっかくクリニックに所属していることから、臨床・研究以外の経営や人事面でも側で見て勉強していきたいと考えています。

サポート体制についてはいかがでしょうか?

中京眼科には最新の医療機器が揃っており、優秀な視能訓練士や看護師が在籍しています。
症例が豊富で研究活動に適した環境が整っており、学会発表も積極的に行えます。
日常診療だけでなく、研究面でもタスクシフト・タスクシェアが進んでおり、コメディカルの方たちのサポートもあって研究活動に集中できるのが魅力です。

中京グループに所属して良かったことや得られる経験はどのようなことですか?

中京グループに所属してよかったことは、中京グループには向上心の高い医師が多く、和やかな雰囲気で働けることです。
私もすぐにチームの一員として迎え入れられ、とても働きやすいと感じています。
職場の支えがあることで、臨床や研究に加え、家庭の時間も確保でき、非常に充実した生活を送れています。

中京グループで得られる経験として、中京眼科では豊富な症例と最新の医療機器を活用した実践的な経験を積むことができます。
研究成果を学会で発表する機会も多く、それがキャリア形成につながっています。
また、ICLをはじめとする高度な手術に取り組むことで、屈折矯正の専門的な技術をさらに磨くことができる環境です。

現在の勤務形態を選んだ背景を教えてください。

大学病院勤務時代は、仕事、研究、家庭の全てを両立するのが難しく、特に育児や家族との時間を確保することに悩んでいました。
その中で、屈折矯正手術の権威である市川一夫先生とのご縁がきっかけとなり、中京眼科で働くことを決意しました。
また、妻の実家が愛知県にあることも、仕事と家庭のバランスを取る上で大きな助けになりました。

キャリアとプライベートの両立はできていますか。

現在、中京眼科での勤務により、仕事、研究、家庭の3本柱を無理なく両立できています。環境が整っているため、研究にも積極的に取り組む一方で、家族との時間も大切にしています。特に、娘の成長を妻と一緒に見守れる生活には満足感を感じています。
どれか1つを犠牲にしていたら後悔していたかもしれませんが、今はすべての面で充実した人生を送れていると実感しています。

あなたの挑戦を、
全力で支える環境がある。

あなたの挑戦を、

全力で支える

環境がある。

ENTRY