医師の一日Oneday Schedule

吉岡 和樹
飯田市立病院 / 眼科医師
- Profile
- 現在、専門は網膜硝子体だが、勤務地である長野県の特性上、緑内障や角膜、斜視など、幅広い分野の診療を行っている。急性期の飯田市立病院で週3日、慢性期の浅間南麓こもろ医療センターで週2日勤務している。
年間の手術件数は、最重症も含む白内障手術が約200件、硝子体手術が40件、緑内障手術が30件ほど。不定期に他病院での外来・手術も行っている。

ある一日のスケジュール
- 8:30
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勤務開始・回診
- 9:00
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外来業務開始
- 13:00
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外来終了
- 13:45
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硝子体注射comment
年1000件程度で、5種類の薬剤が使用できます。治験に参加することもあります。
- 14:30
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手術開始comment
外来手術1件+入院手術4件が予定手術ですが、緊急対応で7件程度になることも。Heads-Up Surgery System(ARTEVO800®)を使用しており、術中・術後の手術教育に役立っています。
- 18:30
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手術終了comment
紹介状などを書いて勤務終了となります。


当院は三次救急病院として、飯田・木曽・伊那の30万人規模の救急医療を担っています。外来では急性期患者が多く、難症例の白内障、網膜硝子体疾患、角膜疾患、斜視、眼形成、緑内障などの手術や治療を担当。2診体制で、判断に迷う症例は医師同士やグループの専門医と連携し対応します。地域の医療機関との紹介・逆紹介が円滑で、外来数は1日20~40名程度。中央道ICに近く、交通外傷の診療も比較的多いです。